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「現代の日本語に関わる感想(6)」 天才増産国日本

天才という言葉を見聞きするたびにある危うさを感じる。そこにどの程度の意味を込めて使っているのかまず考えてよ、と言いたくなるのである。
「天才」には和英辞典に genius という訳語が載っている。しかし現今日本で「天才」と呼ばれたり書かれたりする方々は決して genius ではない。genius と呼ばれる人は生涯を通じて超人的能力を発揮できる存在だから genius なのであって、当然その形容は本当に稀な人にしかつけられない。日本の場合はそれと違い、「子供なのに並外れた成果を発揮する者」なら、要するに「大人顔負け」なら、もう天才である。その典型があのかつての卓球少女で、十代の頃には散々天才と持ち上げられた彼女を二十代後半になった今天才と呼べばおかしな気分になる。
彼女が脚光を浴び始めた時の年齢で同じくらいかもっと上の成績を上げた少女はその後も現れているのに、物珍しさが薄れると天才とは呼ばれない。要するに愛ちゃんの程度では本当は天才と呼ぶべきではなかったということで、だからマスコミは学習して使用例をもっと控えるべきなのに今も天才は途切れることなく作られる。
盲目のピアニストがアメリカでのコンクールで一位を取った。ここでは年齢ではなく身体障害の克服という条件があって日本のマスコミは素早く彼に天才の称号を与えて、つい先日見た演奏会予告でもそうなっていた。視覚障害者でプロのコンサートピアニストとして活動している日本人は彼が最初ではない。現在国際的に活動する彼は、自分につけられた天才という形容は genius には翻訳不可能だとは知っているはずだ。しかしピアニストだとで人気稼業だから、日本国内で宣伝文句として使われることにはあえて異は唱えないのだ、と解釈する。
去年亡くなった中村紘子さんは15歳で日本音楽コンクールで優勝し、すぐにN響のヨーロッパ演奏会にソリストとして同行した。日本でならまさに天才少女としてのデビューでマスコミは華々しくそう書いた。彼女の演奏を聴いてロンドンの新聞に「日本に地下鉄があることが納得できた」という文言が載ったそうだ。昭和30年代、我々の中学高校時代のイギリスにおける日本の評価はそんな程度だった。一方日本側だとて、あろうことか長振袖の着物を着せて少女を日本人形のように装わせ、コンチェルトを弾かせたのだから、対西欧自己演出はそんな程度だったのだ。それでもNHKなら彼女を genius と紹介するほど言葉に無知ではなかっただろうと、一応は、思う。
その後の演奏会のプログラムでその業績を紹介する英文では、 genius なる語は当然用いられない。最近読んだ、少女時代の彼女を表現するために使われた用語は prodigy であった。これは「びっくりさせるような存在」の意味で、年少者を賛美するにはちょうど良い。あえて日本語化するなら神童という言葉になるだろうが、「二十歳過ぎればただの人」を連想させるこの「神童」の方はほとんど見ない。
大げさに誉め讃える言葉が気安く使われるのを気にしない人は気にしないのだろう。漫才の天才とか選挙の神様などの言い回しも見られる。しかしそれがかなりの誇張なのだとまず意識した方が良いし、 genius でも god でもないことだけは忘れてはいけない。    二組 小林

言葉遊び Ⅲ

江戸時代から脈々と唄い継がれた “小唄” “端唄” “都々逸” の中には、色っぽい
言葉遊びが、溢れていたんだよナ。

“恋に焦がれて鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす”
“キリギリスは羽根で鳴く 蝉は腹で鳴く わたしゃ貴方の胸で泣く”
“君は吉野の千本桜 色香よけれれど 木(気)が多い”
“逢うたその日の心になって 逢わぬその日も暮らしたい”
“拒む気はない一言馬鹿と 肩へ廻した 手を叱る”
“わたしゃお前に火事場の纏(まとい) 振られながらも熱くなる”
“不二の雪さえとけるというに 心ひとつが とけぬとは”
“猪口々々(チョクチョク)逢う夜をひとつにまとめ
徳利(トックリ)話が してみたい”
                   (10組 長沼)

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原種シクラメン(コウム)

コウム
コウム

原種シクラメンの春咲きコウムがこぼれ種で増殖中です。三月から四月が開花の時期で、今年もフォトの様に咲きだしました。どちらかというと山野草の扱いです。
一般にシクラメンと言えば冬に園芸店にならぶ品種が有名ですが、コウムは増えて鉢一杯に春に咲きますのでいつも楽しみにしております。勿論園芸品種の大きなシクラメンも室内で健在です。小ぶりのガーデンシクラメンも戸外で頑張っています。

シクラメンは一説によると篝火草とも呼ばれることを思い出し、一月のどんど焼きの火柱を思い出しました。

 どんど焼き無病息災手を合わせ心身共に皆温もりぬ

 シクラメン炎のごとく咲き誇る
 
                        (2組 鎌田)


第16回「在原業平」

在原業平 いとあはれなる歌と人生⑯ 贈答歌 藤原敏行との友情…その1
浅みこそ袖はひづらめ涙川 身さへ流ると聞かばたのまん

『古今集』巻13恋歌3に採取された贈答歌である。贈答歌は常識的に男女間の恋歌だが、この歌の場合、贈歌の主は藤原敏行であり、返歌の主が業平である。なぜそうなったのか、その説明の前に、藤原敏行とはどのような人物であったのかを述べておこう。

藤原敏行は『古今集』巻10秋歌上の巻頭を飾る名歌、「秋来ぬと眼にはさやかにみえねども 風の音にぞおどろかれぬる」を詠んだ歌人である。彼は権勢を牛耳っていた良房らの北家藤原氏ではなく、南家藤原氏の出で、業平より5歳から10歳年下であったようだ。彼は内記(天皇の公的記録を残す役職)や図書頭(図書寮の長官)を歴任した詩文に優れた人物で、書道家としても名を成していた。敏行が筆を取った京都・高尾の神護寺梵鐘は国宝に指定されている。業平と敏行は旧知の間柄であったようだ。

贈歌には「業平の家に住んでいる女に詠んで贈った」との詞書があり、敏行の歌「つれづれのながめにまさる涙川 袖のみ濡れてあふよしもなし」が置かれている。この歌で敏行は、「所在無く眺めていると、降り続く長雨で川の水かさが増し、それにつれ私の涙もあふれて袖を濡らすばかりです。あなたにお逢いしたくてもその手立てがありません」と、泣き落としで女の家に通う許可を得ようという魂胆のようだ。

返歌には「かの女に代わって業平が詠んだ」との詞書があり、「浅みこそ…」の歌が置かれている。「あなたが「袖のみ濡れて」と言うのは、涙の量が少なく、涙川の水位が低いからに違いありません。涙の量が増しあなたの体まで流されると聞けば、あなたの想いの深さを信じて、私の身を託すこともできるでしょうに…」という機知に富んだ返歌である。敏行にしてみれば、こともあろうに歌の名手業平から返歌が贈られてきたのだから、たまったものではない。実はこれ、遊び心に満ちた歌の遣り取りなのである。

敏行が歌を贈った相手の女性は、業平の妻(紀有常の娘)の妹であった。業平はかねてから、歌人としての才に秀でた敏行に好感をもっていたのだろう。当時はこうした求愛を一度は断る慣わしがあったので、儀礼的な返歌を業平が冗談半分に代わって詠み贈ったというわけだ。業平が詠んだので、機知に富んだ歌になったというわけだ。

ところで、『古今集』と同時代に編纂された『三代実録』(清和天皇・陽成天皇・光考天皇の三代にわたる歴史を記述して正史。編纂者:菅原道真)では、業平を「ほぼ才学無きも、よく倭歌を作る」と評している。それに対し江戸時代の国学者・賀茂真淵は、「ほぼ才学有り」の誤りだと断じるなど、業平の才学に関して侃侃諤諤の議論が戦わされてきた。道真が才学なしと断じたのは、代々学者の名家に生まれ、学問の世界を牛耳ってきた道真の教養からすると、業平程度の漢詩文の知識は物の数ではなかったに違いない。当時は道長の全盛期でもあり、自ずと上から目線の物言いになったのだと思われる。

第16回写真 April 3, 2017
続きは「続きを読む」をクリックしてご覧下さい。

卒業アルバムの電子版を、再度、提供します

札幌南高13期東京同期会常任幹事からのご案内です。

1. 札幌の同期会メンバーのご希望やタブレット・パソコンの普及等から、 下記の二つの卒業アルバムの

電子版(pdfファイル)を、再度、提供することとしました。

 (1)札幌南高13期卒業アルバムの電子版(pdfファイル)

    この電子版アルバムは六華同窓会本部が専門業者に作成依頼した貴重品です。
    
 (2)札幌南高校卒業50周年記念誌の電子版(pdfファイル)

    この記念誌は札幌南高13期東京同期会が編集したもので、

    後半分の第二卒業アルバムには高校時代や札幌の思い出写真が詰まっています。

2.卒業アルバムのpdfファイルをダウンロードして自分のパソコンやタブレット・パソコンに取り込むと、

アルバムを気軽に見ることが出来ます。

倍率を調整すれば、写真を大きく表示するのも簡単です。

 
3.引っ越しが重なる等の事情で、札幌南高校卒業アルバムを失くした方は、自分でこのpdfファイルを

大判写真用紙に印刷すれば、札幌南高校卒業アルバムの複製を作成できますし、キンコーズ等の

ビジネス・コンビニ業者に製本を頼むこともできます。

4.札幌南高校の卒業アルバムを保有している方も、pdfファイルをダウンロードして自分の

 パソコンやタブレット・パソコンに取り込むと、アルバムを気軽に楽しむことが出来ます。

5.卒業アルバムの電子版をOneDriveやグーグルドライブなどのインタネット上の書庫に保存

 すると、オンライン表示で楽に閲覧出来るとともにバックアップにもなります。 

6.50年以上前の写真集ではありますが、プライバシーの問題がありますので、データの提供

 期間は来月4月30日までとさせていただきます。

7. pdfファイルの利用方法については、下記ウェブ・アドレスをクリックして、

  ブログ記事「pdfファイル活用のすすめ」をお読み下さい。

minami13.blog79.fc2.com/blog-entry-1049.html

8. 御希望の方は当ブログ表紙画面左下の「編集部宛連絡メール欄」経由でご連絡をお願い致します。

 (札幌南高13期東京同期会常任幹事記)
校門

「現代の日本語に関わる感想(5)」フアーストネームの使い方

アメリカ大統領選挙の結果が決まってトランプという言葉が終始日本のマスコミに流れ、ヒラリーという言葉は消えてしまった。ここにおかしな点があることを日本人はどれほど気にしているのだろうか。アメリカでは、あの選挙戦は決してトランプ対ヒラリーではなかった。あくまでもトランプ対クリントンだったのである。女に対してだけファーストネームを使う日本の報道は正に男女の性差別そのものなのに、それを指摘する人を見ることはなかった。
選挙戦で両者が直接対峙した時は、お互いを「ヒラリー」、「ドナルド」と呼びあっていた。こんな時にでも両者が平等にあたかも友人同士であるかのようにファーストネームで呼びかけあうのが正にアメリカ流だ。しかし第三者として両者を報道する側は両方ともに姓を用いる。それが鉄則で、そこに男女差を持ち込んで女にだけファーストネームを使うことは最初からありえない。それが日本マスコミの言語慣習との明白な相違である。
オバマ大統領の任期切れが迫った頃、意外に注目と賞賛を集めたのがオバマ大統領夫人のミシェルさんであった。アメリカ最初の黒人大統領の夫人として、自身黒人であるミシェルさんはいわゆるファーストレディの前任者以上に好奇心ある視線を向けられていたようだ。私が読んだのはその任期が終わりかけたときの記事であるが、そこにあったのは賞賛のみであった。
それはともかく、大統領にではなく彼女についてだけ特集した、「一人の人間として」彼女を論じた記事では、彼女を呼ぶのは Michelle Obama でないのなら単に Obama という言葉であって決して Michelle ではないのである。Mrs Obama ですらない。ミシェル夫人という私も使う日本では慣例的な言い方も英語にはならないようだ。現在マスコミを賑わしている昭恵夫人という言い回しは英語新聞ではどうなっているのだろう?   
  二組小林

Appendix

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札幌南高校を1963年に卒業した13期東京同期会の仲間の交流の場として2006年12月に開設



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